見上げてごらん夜の星を──ウクレレと犬と三連休
YouTubeで、ひとつ動画を見つけた。
ウクレレという楽器には、
どこか「陽気で軽い」というイメージがある。
せいぜい、
「あ〜やんなっちゃった♪」と
ジャカジャカ鳴らす弾き語り用──
そんな扱いをされがちだ。
でも、この動画は違った。
坂本九の「見上げてごらん夜の星を」を、
ウクレレ一本で、静かに弾いている。
本当は、
「ウクレレには、こんな表情もあるんです」
と、言いたいところなのだけれど、
それより気になってしまったのが、
画面右奥にいる犬だった。
あまりにもマイペースで、
音楽にも、撮影にも、
まるで関心がない。
その様子が、どうにも可笑しくて、
それを見せたくて、
この記事を書いている。
もちろん、
ウクレレの魅力を押し売りする気はない。
現に、我が家のウクレレは、
相変わらず部屋の隅に置かれたままだ。
去年、大枚をはたいて買った
エレキギターとアンプに至っては、
いまだ箱から出してもいない。
情けない話だ。
YouTubeに動画を上げるほどの腕も、
それを磨く余裕も、
今の自分にはない。
まずは、
仕事の腕を磨く方が先だろう。
それでも、このウクレレソロには、
素直に、涙が出た。
「泣ける」という感覚を、
久しぶりに思い出した三連休。
明日からまた、
アウェイな場所で、
黙々と稼がなければならない。
夜空を見上げる余裕は、
しばらく、おあずけだ。
ラベル: 好きな音楽

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