5/19/2013

感情のカフェイン──Twitterという都市の交差点


   いま、僕はTwitterという都市の片隅に立っている。
速報性に富んだニュースが流れ、軽い冗談が飛び交う。

ときどき、不意に涙腺に触れる言葉が混じる。
ここには、感情のあらゆる層を一気に
目覚めさせる力がある。

それは、カフェイン飲料に似ている。
日常の中に、鋭い覚醒を差し込んでくる感覚だ。

この都市の散策は、基本的に誰にでも開かれている。
ただし、入口の選び方だけは、
少し慎重になったほうがいい。
公式アプリは便利ではあるが、どこか動きが重たい。
都市の輪郭を眺めるには、やや不器用に感じる。

別の窓口を選ぶと、風景は驚くほど軽くなる。
Androidならtwicca。iOSならTweetbot。
どちらも、感情の流れを無理に遮らず、
この都市のざわめきを、自然な速度で拾ってくれる。
道具が変わるだけで、同じ場所の印象は大きく変わる。

Twitterは、間違いなく騒がしい場所だ。
だが、適切な距離と視点さえ保てば、
その騒音は心地よい刺激に変わる。

過剰に飲めば胃が荒れるが、適量なら目は冴える。
カフェインとは、そういうものだ。

僕は今日も、
少しだけ覚醒した状態で、この都市の交差点に立っている。

ラベル:

頁のはじめへ