距離の話
今のLINEというのは、
いったい何をしたいのだろう、と
ときどき考えてしまう。
とくに、あのタイムラインだ。
公開と非公開の境目があいまいで、
見る側の感受性など、
最初から想定されていないように感じる。
最初から非公開なら、
「ああ、この人はそういう使い方をしないのだな」
と、こちらも納得できる。
だが、ある日突然、
それまで並んでいた投稿が
きれいに消えてしまうと、
さすがに察してしまう。
更新されていたものが、
ある日を境にゼロになる。
僕のように鈍い人間でも、
「あ、見られたくないんだな」と分かる。
多少は図太くなったつもりだが、
あれはやはり、
それなりに堪える出来事だった。
無神経なことをしてきた自覚はある。
それでも、
ああいう分かりやすい切り捨て方を
自分では選んだことがない。
こうした距離感に、
躊躇が少ない人たちがいる、
ということなのだろう。
考えてみれば、
タイムラインという形式そのものに、
あまり良い思い出がない。
LINEに限らず、
Twitterもそうだった。
発言が多いと、
「情報の邪魔だ」と判断され、
ブロックやアンフォローで整理される。
画面のサイズや解像度よりも、
人間関係の処理のほうが
ずっと冷たく感じられた。
そういう経験が重なって、
デジタルな付き合いには
どうしても身構えてしまう。
昨日、
書き溜めていた投稿は
別の場所へ退避させた。
その結果、
人間関係もほぼリセットされた。
そして、LINEを退会した。
掲示板を置かないホームページ。
コメントを受け付けないブログ。
今の僕には、
そのくらいの距離感がちょうどいい。
さようなら。
どうしても馴染めなかった、
この距離感に。
ラベル: 長い文章

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