久しぶりのiPhone5の話
年月が経つのは、思っている以上に早い。
iPhone 5を手にしたのは、昨年の秋だった。
SoftBankでオンライン予約をして、届いたのは十日後。
気がつけば、もう半年以上が過ぎている。
容量は64GB。
今思えば、32GBでも十分だったかもしれない。
当然、端末代もそれなりだったから、
当時はずいぶん神経質になっていた。
傷をつけたくなくて、
保護フィルムやバンパーを、あれこれ買い漁った。
もっとも、ケースは昔からあまり好きではない。
3G、3GSの頃はケース派だったが、
4、4S以降はバンパー一択になった。
iPhone 5の側面はアルミだ。
ハードケースは、嵌めただけで削れることがある。
それがどうにも我慢ならなかった。そんなふうに大切に扱っていたiPhone 5を、
三月のある夜、酔った勢いで落とした。
夜の繁華街、黒光りするアスファルトの上に。
一瞬、時間が止まった。
……が、無事だった。
バンパーが、きちんと仕事をしてくれた。
使っていたのは、
SPIGEN SGPのネオ・ハイブリッドEX。
シリコンとポリカーボネートの二層構造、サテンシルバー。
ただ、その衝撃でバンパー自体は瀕死だった。
もう役目を果たせそうにない。
ちょうどスリムタイプが出たと知り、
これを機に買い替えることにした。
色は同じ、サテンシルバー。
耐衝撃性は多少落ちているはずだが、
横から見たときの野暮ったさが消え、
iPhone 5の軽さと薄さが、はっきりと伝わってくる。
満足している。
もうこれで、
iPhone 5のアクセサリーは最後にしたい。
──さて。
落下現場となった夜の繁華街。
酒と会話と、過剰なテンション。
一時的に緊張がほどける、あの感じ。
以前は、それなりに楽しかった。
翌日には、「まあ、楽しかったな」と思えていた。
けれど最近は違う。
高揚のあとに、
急激なローテンションと自己嫌悪がやってくる。
正直、ひどく疲れる。
「ああ、楽しかったな」と、
素直に思えなくなってきた。
それは、以前にはなかった感覚だ。
こういう夜の過ごし方も、
そろそろ潮時なのかもしれない。
割れずに残った画面を見ながら、
そんなことを考えた。
飲みすぎには、注意しよう。
ラベル: 長い文章


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