明日から仕事始め
先月の二十九日から、正味九日間の休暇だった。
長いようで、終わってみればあっという間だ。
紅白も観ず、初詣にも行かない。
誰かの家を訪ねることもなければ、
忘新年会や歓楽街とも無縁だった。
外出といえば、朝晩の犬の散歩くらい。
年末年始を通して、
ほとんど家から出なかったと言っていい。
別に、後悔はしていない。
もともと人付き合いは、それなりに
気力を消耗するものだと思っている。
ただ、そうして静かに過ごした分、
明日からまた始まる「人の中での生活」
を思うと、胃のあたりが、少し重くなる。
胃といえば――昨日は久しぶりに、
はっきりとした二日酔いだった。
一人での宅飲みが過ぎて、焼酎を
トマトジュースで割るという、
健康に配慮しているようで、まったく
配慮していない飲み方をした結果、
今年最初の嘔吐を経験することになった。
リコピンを摂っていようが、
二日酔いになるときは、なる。
身をもって、それだけは理解した。
一日中、布団の中で、吐き気と
頭痛が引くのを待っていた。
もちろん、自己嫌悪も一緒だった。
迎え酒という発想は、昔からない。
あれは不快感を誤魔化しているだけで、
身体そのものは、確実に消耗している。
そうやってやり過ごせる人もいるのだろうが、
少なくとも自分には、あのやり方は合わない。
さて、明日から仕事始めだ。
人付き合いは相変わらず面倒だが、
今年は、ほんの少しだけ、年齢や立場を気にせず、
人と交わってみてもいいのかもしれない。
うまくいけば、ブログのネタくらいにはなるだろう。
――そんなことを考えながら、
今夜はもう、休むことにする。
ラベル: 長い文章

<< ホーム