物欲番長
最近、どうにも物欲が落ち着かない。
スタパ齋藤さんのレビューを読むたびに、
「これは必要かもしれない」という気分になり、
そのまま購入画面まで進んでしまう。
あの人の文章には、不思議な力がある。
単にモノを褒めているのではなく、
「使っている時間」そのものが伝わってくる。
読んでいるうちに、所有することが、
どこか自然な流れのように思えてくるのだ。
自分も、決して堅実な消費者ではない。
気に入れば、あまり迷わず買う。
後先を考えないという点では、
スタパさんの「物欲番長」ぶりに、
妙な親近感を覚える。
スタパ齋藤さんのレビューが面白いのは、
モノの話をしながら、
結局は人間の話になっているところだ。
なぜそれが欲しくなるのか。なぜ手放せなくなるのか。
そうした感情の動きが、
説明されることなく、文章の行間に残っている。
だから、あのウェブログは、単なる物欲の記録ではない。
レビューという形式を借りた、
ひとつの自画像なのだと思う。
いつか自分も、そういう文章を書けたらいい。
欲しいものを語りながら、その奥にある自分の輪郭まで、
きちんと滲ませるような文章を。
ラベル: 長い文章

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