11/25/2012

復活のシガレット吸引


   一昨日、あまり褒められたものではない衝動に、
また火をつけてしまった。
 
十二年前、肺に影があると言われ、
底の抜けたような恐怖に襲われたことがある。
 
それでも、吸う。
ニコチンというものの依存性を、
あらためて思い知らされる。

意志が強いとは言えないし、健康的とも言い難い。
そういう自覚だけは、昔から変わらずにある。

他に、無害な快楽というものはないのだろうか。
思いつくのは、せいぜい、よく眠ることくらいだ。

泳ぐ、という選択肢は最初からない。
僕は筋金入りのカナヅチで、海やプールはもちろん、
家庭用の風呂ですら、油断すると危うい。
 
どうしようもなく、危なっかしい中年――
そう呼ばれても、あながち間違いではないのかもしれない。
 
ただひとつ、恋には溺れない。
それだけは、昔から変わらない。
 
おやすみ。

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