2012年、ミクシィメッセージ
mixiのメッセージで、ついに
画像添付が可能になったらしい。
ますます、容姿に自信のない
自分には不利な改良――改悪かもしれない。
いや、いまさらそんなことを気にしても仕方がない。
2006年頃の自分を思い返すと、
「写メ送って」と言われるたびに、
トリミングした
片目とおでこだけで、どうにかごまかしていた。
文章を練りに練っても、
その先に待っているのは写真一枚の場合もあれば、
文章だけで十分に成立する場合もあった。
すぐに消費されてしまう笑いと、軽さだけのときもあれば、
言葉だけでちゃんと伝わる静かなやりとりもあったのだ。
振り返ると、
あの頃の自分は、笑いながらも
少し寂しかったのだな、と思う。
勢いと必死さのあいだで、
誰にも見せない、自分だけの戦いをしていた。
あのときの手の感触も、
小さな焦りも、
全部まとめて、今は静かに笑える。
ミクシィのメッセージ欄を前に、
あの頃の自分の写真を想像してみる。
きっと、
読み込まれる前に、
指はもう次の画面を探していただろう。
ラベル: 日記

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