元日、ヒトリウォーク
本日、静岡の街をひとりで歩いた。
七間町。
かつて映画館の灯りが続き、
人の流れが途切れなかったあの通りも、
今ではひと息ついたように静まり返っている。
セノバができてから、
街の重心はけやき通りへ移った。
その事実にも、もう驚かなくなった。
歩く。
また歩く。
濡れた歩道。
風に押し流された紙くず。
どこかの店先から
逃げ出したような生ゴミの匂いまで混じっている。
──まあ、この街の片隅に紛れ込んだ自分も、
似たようなものかもしれない。
それでも、歩く。
ふと、居酒屋の看板が目に入った。
三ツ星マート。両替町の端にある、あの安い店だ。
懐にあまり余裕のない身には、
ああいう価格設定は助かる。
味はどうだろう。
正月が明けたら、一度くらい寄ってみるか。
ビールの一杯ぐらいは、なんとかなるだろう。
ラベル: 日記

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