頭を空っぽにする時間──雑誌をめくりながら
どうにも、自分はGALが苦手らしい。
それでも不思議と、雑誌 Youth
は二か月に一度は欠かさず買ってしまう。
難しい本を読むみたいに肩が
凝るわけじゃなくて、
これはあくまでファッション誌。
気楽で、非現実的で、ある意味とても楽しい。
頭を空っぽにしてページを眺めて
いられる感じが、ちょうどいいのだ。
もちろん、そこに載っている
ファッションをそのまま真似るのは、もう無理がある。
似合う似合わない以前に、
年齢的にもキャラ的にも難しい。
けれど、この雑誌を読んでいると、
しみじみ思うことがある。
若さって、それだけでひとつの力なんだな、と。
無理に大人ぶるより、
素直に楽しんでいるほうが、ずっとかっこいい。
むしろ、年を重ねた人間のほうが世の中を
知らなかったりすることもある。
そんな気配が、ページの端々から伝わってきて、
ちょっと反省したりもする。
そういえば——梅しゃんの髪型、
前のスタイルのほうがよかったな、とふと思った。
たいしたことじゃないけど、
あの頃のほうが自然だった気がする。
流行を追うだけじゃなく、
ちょっとした気づきや変化も、
こうして静かに心に残っていく。
ラベル: 長い文章

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